石綿含有建材調査者講習
解体・改修・各種設備工事の施工に際しては、事前に建築物の建材について石綿の含有の有無に関する調査を行い、労働基準監督署と山口県に対しその結果を報告する必要があります。令和5年10月1日からは、「建築物石綿含有建材調査者講習」を修了した方がその調査を行うことが義務化されます。未取得の方は計画的に受講をしてください。
山口建設安全教育センターで
は、講習機会の少ない現状を鑑み、この度山口労働局長の登録を得て、この講習を開催することになりました。4月以降順次に開催しますので、受講されますようご案内します。
また、協力会又は所属団体等で一定の受講希望者がありましたら、別途臨時に開催いたしますので、ご用命ください。
他にも建設業を行う上で必要とされる基本的知識に係る各種講習の開催を予定していますので、受講を希望される方はお問い合わせください。
事前調査結果報告の対象となる工事・規模 |
工事の対象 |
工事の種類 |
報告対象となる範囲 |
全ての建築物 (建築物に設ける建築設備を含む)
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解体 |
解体部分の床面積の合計が80㎡以上 |
改修(※1) |
請負金額が税込み100万円以上 (材料費を含めた工事金額)
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特定の工作物(※3) |
解体・改修(※2) |
※1 建築物の解体工事以外であって、リフォーム、修繕、各種設備工事、足場の設置、塗 装外壁補修等で既存の躯体の一部除去・切断・破砕・研磨・穴あけ等を伴うもの
※2 定期改修や、法令に基づく開放検査等を行う際に補修や部品交換等を行う場合を含む
※3 以下の工作物が報告対象となります。事前調査自体は以下に限らずすべて必要です
○ 反応槽、加熱炉、ボイラー、圧力容器、煙突
○ 配管設備(建築物に設ける給水・排水・換気・冷暖房・排煙設備等を除く
- 石綿の有害性や関係する法令に関する知識
- 石綿含有建材の種類とその使われ方
- 現地での調査方法・分析方法
山口会場・周南会場を中心に講習を計画しています。要望の多い講習は隔月開催を予定していますので、ご希望の講習会場でお申し込み出来ます。
会場の都合により2か月前に開催場所、日時を決定する場合があります。
各種特別教育の開催
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フルハーネス型安全帯特別教育
学科及び実技教育のフル教育を行います
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巻上げ機特別教育
様々な巻上げ機があることから学科のみとなり、実技は各事業場において実施していただきます
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石綿取扱作業特別教育
石綿を含有する建材等の解体や改修作業を行う時に必要となる作業方法や保護具の使用等の教育を行います
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酸欠・硫化水素危険作業特別教育
学科及び測定方法、蘇生措置、保護具の使用方法等の実技教育を行います
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足場組立等作業特別教育
6時間の学科教育となります
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熱中症予防のため、管理者等を対象に、予防措置の方法、応急時の措置等について教育を行います
申し込み方法
●受講の申し込みは、2か月前の月初めから開始します(ただし、4月開催分は3月15日から、5月開催分は4月1日からとなります。6月開催分は4月1日から)。
●申し込み方法は、事前に当センター宛に電話又はe-mailで予約のうえ、追って送信した案内書に従って、申込書に記入のうえ必要書類等を添えて郵送でお送りいただき、受講料を当センター宛に振込み納付してください。
●申し込みを受理し、振込を確認しましたらe-mailで手続き完了(受講票)の連絡をすることで、受付完了とします。受講当日は、受講票の送信画面を印刷して持参又はスマホで提示ください。
1.申込用紙のダウンロードのしかた
・申込バナーから様式をダウンロードします
・石綿含有建材調査者講習の申し込みは石綿調査者講習申し込みバナーから
・特別教育等の申し込みは特別教育等申し込みバナーから
2.記入・送付のしかた
・ダウンロードした申込書に記入のうえ、事務局あて郵送で送付
3.申し込み受理の流れ
・センターにて申込書内容を確認、受講料の入金確認次第本人にあてメールで正式受理通知送信